★結婚は***
お互いの両親には付き合っていた事を言っていたので
いつかは・・・・と思っていたのかもしれないが
両親への了解を得るのはたいして時間はかからなかった。
彼の両親は結婚には賛成していた。義母は特に私が日本へ帰る度に
「結婚したら?」
とよく言われていた。この言葉を嬉しくも思ったが今となっては・・・
(後でお話します。)
彼の両親からはああやって言われたけれど自分自身の気持ちを整理した上で
彼との結婚を進める事にした。
私の両親へは家族で食事に行った時に結婚の話をした。
私の父はとても口数が少ない人で、母が子供達の話を父に間接的に知らせていた。
今回は自分で聞きたくて父に勇気を振り絞って聞いた。
「レイと結婚をしたいと思ってるけど、どうですか?」
どうですか?っと聞いた自分が変で恥ずかしかったが
初めて父に意見を聞いた。
父は少し照れながら・・・
「母さんがいいなら、父さんはいいよ。」
母はこの時点で結婚は賛成してくれていたので
母が私にいった。
「母さんはマリが結婚したい人なら母さんはいいよ。」
つまり私が結婚したい人となら結婚してもいいよ。という両親の意見だった。
こんなに私の事を思ってくれている両親に感謝の気持ちで一杯で
なんだかお嫁に行っていいのかな?とも考えた。
お嫁に行くって事は彼の国タイへ行く事になる。そう思うとなんだか
結婚は早すぎるか?!とも思った。
“結婚=巣立ち”
という感覚がとても淋しく思えた。
でも、きっとこの結婚が私の幸せを作っていける、私の家族のような幸せな家族をつくっていける
そう信じながら彼の待つタイへと嫁いだ。
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